9月8日という日
9月8日という日は、日本という国の新たな誕生日

日本という国には、皇紀という年号紀法があり、歴史的にははっきりとはしていませんが現在約2668年にあたります

なぜ、57回目の誕生日かと申しますと

1945年第2次世界大戦で、イタリア、ドイツ、日本が連合軍に負け、連合軍の支配下(GHQ)統治された時代が7年続きました。

1951年9月8日にサンフランシスコ講和条約にて、日本が国際社会に復帰することが決まり、これまでの大日本帝国から日本という国として新たな国際社会に、主権を持った国家として調印し認められた日だからです。

その後、翌年4月28日にGHQから離れ、主権国家として始まったと教わりました。

1951年9月8日は、沖縄県民にとっても大きな歴史の日となります。

日米安保条約が、密かに結ばれそれにより、沖縄がアメリカの統治下として正式に組み込み決まった日であり、日本国から離れ琉球政府として、1972年5月15日までアメリカの植民地として支配を受けた歴史があります。

そして、今、書き込みをしています知床半島から、根室半島に移動してますが、その先には、北方領土があり、当時の条約にてソ連領となる歴史があります

現在も、ソ連がロシア領として返還されていない状態です。

昨年、根室半島の展望台から、北方領土色丹を眺めその間にある貝殻島を見た時、涙が出ました。

その貝殻島付近は、拿捕され銃撃にて船員が一人亡くなった場所であり、直にその距離を目にして、沖縄と鹿児島与論島を思いました。

沖縄の一番北にある辺戸岬とその先にある鹿児島与論島の間の27度線にて、以前は、日本と琉球という国境が引かれていました。与論島は肉眼で見える距離です。

しかし、この貝殻島は、根室半島から本当に目先にあり、そんな、身近な距離でロシア領とし、国境侵犯とし拿捕、銃撃される現実を目にし心を痛めました。

もし、北海道に行かれる機会があります方は、直接見ていただきたいと思います。

日本という国は、細長い島国であり、他の国と陸続きの国境が無い為あまり危機感が感じられないかもしれません。

沖縄の南、与那国も台湾という国は目で見る、確認することができる距離にあります。

日本にも、領土問題が存在し、沖縄県の尖閣諸島、島根県の竹島、北海道の北方領土。
これらは、近年、貝殻島での銃撃拿捕、尖閣諸島での遊漁船との衝突、教科書問題での竹島と、日本が思っている以上に、近隣諸国が反応しているのが現実です。

今、自分達が考えている以上に、見えないところでは政治の緊張が高まっています。

このような中での、総理大臣辞任。これも大きな意味合いをもつと思います。

この書き込みをサンフランシスコ講和条約のことから、書きましたのも意味があります。

当時の吉田元首相は 戦後の敗戦国の首相として、連合国軍及び東南アジアとのやり取りの中で、日本の生き残る道を探り、再建をかけてのぎりぎりの駆け引きの中で、善いも悪いも最大限、日本の生き残る為に行い、その為、今日があります。

戦後63年の年月が経ち、これからまた大きく世界が政治の混乱に突入する要因が多く(実際には、突入すると思われますが)アメリカの経済も含め、日本の経済もこのままでは、アメリカが破綻すれば日本も破綻しかねない状況になりかねない。

これは、ひとつには、郵政民営化による500兆円というお金の行方によってはアメリカと共に破綻しかねない(その他の要因も沢山ありますが)

そして、近隣諸国では、中国がオリンピックを見た目では成功させたように見えても、実際、裏では政治経済の不安、少数民族問題、同じ民族でも貧富の差が大きく、官僚が汚職と私腹を肥やし、弱者は限界まできている状況です。

韓国でも経済政治の不安が大きく、インドネシア、タイも同様であり、東南アジア、東アジア、西アジア、南アジア、中央アジアとどこへ行っても政治経済、紛争の危機が常にあり、ぎりぎりのところで保とうとしています。

もし、ここで、アメリカという国が、そのまま経済の破綻に陥れば、いっぺんにして緊張の糸が途切れ一気に戦争への流れを作ることもあります

逆に、他の国で、大きな自然災害が起こった事により、緊張を高めることもあります。

日本の平和と豊かさは、本当にぎりぎりのところで回避され保たれていますが、今回の政治経済に関しては、皆様も一人一人関心を持って、参加する時であると思います。

現実的な社会もありますが、目にみえない精神世界の流れも一つあります。

今年の首相交代も、気になりますのが、小泉元首相、安部元首相、福田首相と2世議員が総理大臣になっており、この後、だれがなってもきちんとみてゆかねばならない時期にきています。

これからの世界の中で、麻生幹事長が首相になると大きな因果因縁を持った流れとなるでしょう。

57年前に吉田元首相が日本という国の未来を創る為に、大きく色々な意味で世界に日本という国を位置づけたことは確かであると思います。敗戦国としての立場で時の流れをつかみ悪戦苦闘されたのではと思います。
時は、朝鮮動乱、北朝鮮が韓国を攻めて共産国と民主主義の代理戦争があり、このことで、日本という国が国際社会に復帰が早くできたことも事実です。

今回、もし、吉田元首相の孫にあたる、麻生幹事長が首相にたつのであれば、祖父の時代の敗戦国という弱い立ち場ではなく、諸外国と同等の立場でYES、NOと言えるかどうかによって日本の未来は大きく変わると思います。

もちろん、麻生幹事長だけでなく、どなたが首相になっても同じことではあります。

そして、私達一人一人が国の動き、政治の動き、自衛隊、法律改正、諸外国に対する支援など、色々な意味で一つ一つの動きを見て、善き未来へ行動を移さねばならない時期がくるでしょう。

今、本当に世界の政治経済は大きく揺れ動いており、行く末を見ないといけない時期にきていると、私に神からの啓示できています。

私達、一人一人が国の行く末という観点よりも、地球規模で物事を考え、どう命を繋ぐか、どう未来を繋ぐかを考えなければなりません。

それは、本当に日々の生活の中から、行動をおこして行くことと共に、真実を見極めて次の世代へ真実を見る目を養う本当の教育、子育てが大切であり、考え直さねばならない時期にあります



アジアだけで申し上げましたが、注意して見なければならいのはロシアの動きです。

1980~90年代初頭、ソビエトが崩壊しロシア連邦共和国になり、冷戦時代が終わったという形になっていますが、冷戦時代に、ソビエトが力で抑えていたワルシャワ機構とその東側と言われる国々が、ワルシャワというものが無くなり、当時のヨーロッパNATO軍に加盟しEUに組み込まれている状況で、ロシア連邦共和国の中でも、少数民族問題、独立問題と国内でも紛争を抱えた状態でいます。

近年に至っては、湾岸戦争からイラク戦争に関してロシアはアメリカに妥協し、近隣諸国にアメリカの空軍基地を一時的に設けることを承諾しました。

それには、チェチェン問題やロシア国内の問題を通してなんらかの裏取引があったと思います。

しかし、アメリカがその近隣諸国においてお金を使った為、諸国はNATO軍、EUの加盟を示してきました。

ポーランドとチェコにイランからの弾道ミサイルを撃墜するための口実として打ち落とす為のミサイル基地の配備をしました。
イランに向けてということではありますが、これは、ロシアに向けての対応であると捉えられると思います。

旧ソ連時代のウクライナ、グルアジアのEU、NATO軍加盟を簡単に許すと他の国々も加盟に流れる可能性があり、その流れは、ロシア連邦共和国内にも波及する恐れもあり、それは、ロシア連邦共和国の崩壊にもつながり大変な危機感を持っていると思われます。

過去にアメリカ、ケネディ大統領が1960年代にキューバに当時ソ連が核弾頭ミサイルを配置しようとした時と同じ危機感を持っているのであれば、今回のグルアジアのことを力で押さえ込むというのは大いにありえます

ロシアという国は大国であり、核兵器、化学兵器、細菌兵器を大量に保有する軍事大国であり、その国が本気で動いたとなれば、核戦争へ発展しかねない状況が生まれます。

そして 日本という国も、小泉元首相、安部元首相時代にアメリカとの新たな安全保障条約の中で、日本の港や空港をアメリカ軍が使用しても良いというアメリカ主導の条約も結び、それは、日本全土がアメリカの軍事基地になりかねない状況をあらわしています

結んだ条約はいかなる理由をつけて行使してくることは考えられますし、ロシアとの戦争ということになれば、北海道や東北にその条約を使い軍を配置することは考えられます。
そうなれば、日本も敵国ということになります

だからこそ、政治経済をしっかりと見つめて欲しいのです。
 






最終更新日 2008年09月10日 15時47分54秒