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富士いのりのセレモニー便り-第六号(平成24年6月4日)
ドン・アレハンドロ氏&マヤ特集
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・・・目次・・・・・・
1.富士いのりのセレモニー実行委員会からのお知らせ
6/17日ファイアーセレモニー単体での参加申し込みは締め切ります。
2.マヤ・ワイタハ長老&グランマ講演会のお知らせ
3.いのりのセレモニーバスツアーに関してのお知らせ
※第六号2/2に掲載
4.ドン・アレハンドロ氏&マヤ特集
知っておきたいマヤ関連用語・エピソード
本文 文責:町田 光
編集後記
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1.富士いのりのセレモニー実行委員会よりお知らせ
ファイアーセレモニー単体での参加申し込みは終了しました
ありがとうございました。
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富士いのりのセレモニー関連催事、ドン・アレハンドロさんによるファイアーセレモニーへは多数の参加申し込みを頂いております。
今後に関しては、16日に開催のいのりのセレモニー及び17日開催のトークショーへご参加いただける方の参加枠を確保するために、ファイアーセレモニー単体での参加申し込みは終了させていただきます。
予めご了承ください。
尚、16日いのりのセレモニー及び17日のトークショーに関しては100席程度の申し込み枠がございます。参加ご希望の方は、下記の公式サイトよりお申し込み下さい。
富士いのりのセレモニー公式サイト
http://inorinowa.org/ceremony/
参加申し込みページはこちら
http://inorinowa.org/ceremony/info/form-sanka/
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2.マヤ・ワイタハ長老&グランマ講演会のお知らせ
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ドン・アレハンドロ氏、テ・ポロハウ長老、エリザベスグランドマザーの各氏は六月の初旬に来日され、自然信仰家の比嘉ご夫妻と共に、地球の素晴らしい未来のために日本全国を祈り巡ります。
その祈り巡りの中、各地にて平和のメッセージや来たるべく未来を創造するために私達に必要な事、各氏の想い、それを講演会という形で皆さまにご紹介させて頂きます。
これらの長老がそろい、講演会をもたれる機会は貴重です。
このまたとない機会に是非お越し頂き長老やグランドマザーのお話に触れてみては如何でしょうか。
・・・講演会各地の日程・・・・・・
●東京講演会 6月23日(土)
http://inorinowa.org/osirase/don20120623.html
●札幌講演会 6月20日(水)
http://inorinowa.org/osirase/don20120620.html
●神戸講演会 6月10日(日)
http://inorinowa.blogspot.jp/p/blog-page.html
「お申し込みは」
上記の詳細ページよりお申し込み下さい。
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3.いのりのセレモニーバスツアーに関してのお知らせ
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富士いのりのセレモニー実行委員会では、セレモニー会場への交通手段を充実させるために、株式会社MGC社様と協力して、バス便や宿泊のご紹介を申し上げております。
その他、一部の有志の方が独自にツアーを組まれて同様の企画を運営されているようですが、これは実行委員会の運営する企画ではありません。
それぞれのツアー内容に関しましては、富士いのりのセレモニー実行委員会、また(株)MGC社様にお問い合わせ頂きましても、お答えする事は出来ませんので、それぞれの企画主催者さまへお問い合わせ頂きますようお願いいたします。
くり返しになりますが、富士いのりのセレモニー実行委員としてご協力頂いております、交通・宿泊は下記の(株)MGC社様のみとなっております。
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※詳細は次号にてご案内いたします。
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4.ドン・アレハンドロ氏&マヤ特集 (町田 光)
知っておきたいマヤ関連用語・エピソード
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本日は、お待たせのドン・アレハンドロさんの話題をお届けいたします。
町田光さんの本文によると、ドン・アレハンドロさんは、彼のニックネームが‘ワカテル・ウチュウ’と云う発音が日本語の分かってる・宇宙!と云う事を知り、かなり喜ばれた様ですね♪
セレモニー会場で、参加者から‘ワカッテル・ウチュウ’!そんな暖かな声援が飛ぶのでしょうか?
さて、お待ちかねの本文ですが、かなりのボリュームですが、これをご一読頂ければ、セレモニーでのお三方のお話しが理解し易くなると思います。ご参加の方は是非ご一読下さい。
以上、そらのさん太。
<知っておきたいマヤ関連用語・エピソード>
・・・以下文責:町田 光・・・・・・
◎ドン・アレハンドロ プロフィール
本名:
ドン・アレハンドロ・シリロ・ペレス・オシュラ(Don Alejandro Cirilo Perez Oxlaj)
マヤンネーム:
ワカテル・ウチュウ(Wondering Wolf /さすらう狼)
※2008年の来日時に多くの日本人から、日本語の「わかってる・宇宙」と発音が近いことを指摘され、本人もそのことを喜んでいました。
1928年生まれ。グアテマラのマヤ民族長老評議会(マヤの伝統的文化を正しく継承する275人の男性長老と175人の女性長老から構成される)の代表であり、マヤ暦のデイ・キーパー(Day Keeper: マヤ暦とその預言の保持者)であり、キチェ・マヤ族(グアテマラ中南部のマヤ民族)の13代目の高位神官。また、2000年以上前から先祖代々によって保持されているマヤ秘宝の「杖」の継承者。
◎ドンの関係する政治関連事項
ドンを筆頭に、グアテマラのマヤ族の人たちは、以下に挙げる二人の大統領の誕生を「新時代の夜明け」と考えています。つまり、マヤ暦の「長期暦」が終わりに近づき、新しい時代が始まりつつあることの「予兆」と考えたのです。その意味で重要な項目です。ドンは二人の大統領を当選させるため、伝統の「杖」を使って選挙応援をしています。
●2005年、隣国ボリビアで史上初の先住民大統領が当選
フアン・エボ・モラレス・アイマ(Juan Evo Morales Aima, 1959年10月26日 - )は、ボリビアの政治家であり、社会主義運動党 (Movimiento al Socialismo : MAS) を率いる。2005年12月18日の選挙で大統領に当選した(任期は2006年1月22日より)。ボリビア史上初めての先住民出身の大統領。2012年6月現在も現職。
じつは選挙前にドン長老は「杖」をアイマ大統領に託していたのです。というのも、南北アメリカ大陸の先住民たちは定期的に会合を開き、さまざまな問題点を話し合っています。その際の会場となるホスト国の先住民の代表に、長老は「杖」を託すことで再会を約束していたのです。そしてアイマ大統領は「杖」を伴うことで選挙を勝ち抜き、見事先住民としてのハンディを克服し当選を果たしました。
ところが当選後も、その「杖」を長老に返そうとはしませんでした。その「杖」のパワーに魅了されてしまったのです。
しかし多くの先住民たちの働きかけによって、2007年6月21日、ついに「杖」がドン長老へと返還されました。長老がこの時期にどうしても「杖」を取り戻したかったのには理由がありました。それはボリビア大統領選挙が近づいていたからです。
●2008年、グアテマラ大統領選挙でドンの弟子が当選
2008年1月14日、グアテマラ新大統領に選出されたのは、アルバロ・コロン・カバジェロス氏でした。先住民出身ではありませんが、マヤ族の文化や伝統に理解がとても深い人物で、ドン長老は氏の当選を待望し、「杖」で陰から応援した一人でした。そして大統領就任式の日に、長老はスピーチを述べる栄誉を授与されました。そのスピーチの席上、長老は多くのメッセージを発信しましたが、ここではほんの一部をご紹介しておきましょう。
「世界中の人間の振る舞いが変化しなければなりません。惑星地球の生命を守ることは、すべての者の責任です。そして、それが先住民からの要請がすべての人々に届けられる理由なのです。それは、健全な未来を新しい世代に継承することによって、人間の生命を救うためであり、この惑星を救うためなのです。この理由のために、私たちはすべての人々に、先住民にも非先住民にも、お互いに理解しあい、お互いに尊敬しあうように要請いたします」(2008年1月14日、グアテマラ新大統領就任式におけるスピーチより抜粋)。
※現在のグアテマラ大統領は、2012年5月末の選挙の結果、元将軍で右派の愛国党のオットー・ペレス・モリーナ氏(60)が当選。
◎ドンがよく使うマヤ関連用語
●マヤ暦とは?
マヤ暦は複雑な暦法ですが、基本的には太陽を中心とした「太陽暦」です。代表的なマヤ暦に以下の三つの暦があります。
1)ツォルキン 13日×20サイクル=260日周期の暦
このツォルキンは、生活暦ともいわれ、農耕において種を蒔くタイミングを知らせたり、宗教関係行事の日程を決めたりするマヤ民族にとって最も重要な暦。すべての毎日にはそれぞれ、例えば「ジャガーの8」のように、日本の六曜のように名前が持たされており、それに従った行動をします。
2)ハアブ:太陽暦 20日×18ヶ月+5日の「ワイエブ月」で構成される暦
1年(1トゥン)を360日(20日の18ヶ月)とし、その年の最後に5日の「ワイエブ月」を追加することで365日とします。
「ワイエブ月」とは、マヤ&アステカ文明において考えられた「暗黒の5日間」です。年変わりのこの5日間は、新たな年を迎える準備を行いますが、基本的には「不吉な5日」と考え、祈りを捧げたりすることに当てられていました。
この「ワイエブ月」は、長期暦の最後にも現れます。長老が、長期暦の終りを示すサインが「数日間の暗闇」と語るのは、この考え方によるものです。
3)長期暦:約5125年周期の暦
長期暦は太陽系の宇宙における長い旅路を示す暦であり、日々の生活暦ではありません。従って長期暦とは、一般市民が使う暦というよりも、マヤの宇宙観・宇宙科学を示した「宇宙哲学体系図」と考える方が適切でしょう。
●「マヤ暦」はどこから来たのか?
以下はドンによるマヤ暦の由来です。
「太古の昔、我々の祖先でもあるプレアデス星から4人の使者がやって来ました。その4人は長い間、マヤ族と暮らし子孫を残していきました。彼らは賢者であり預言者でした。マヤ暦は、その彼らが残したものであり、神からのギフトであり、人類全体への神聖な経典であると私たちは考えています」。
●「マヤ長期暦」(英: Long Count Calendar,西: La Cuenta Larga)
マヤ暦にはいくつも暦があるが、「長期暦」は約5125年周期のカレンダーです。この長期暦の終の日をめぐって「世界の終末論争」に発展しました。
長期暦の目的は、考古学者たちがさまざまな解釈をしていますが、ドンの発言では「長期暦は太陽の暦であり、約5200年という周期で地球は新しい太陽を迎えるということを示す暦である、と私たちには言い伝えられています」ということになります。
その他に研究者の解釈として有名になったものとして、スウェーデン人研究者カール・コルマン博士の「長期暦とは、エジプト文明以降から現代に至るまでの、文明勃興の歴史が予言された地球文明の青写真である」というものがあります。
●「13バクトゥン13アハウの時」
「13バクトゥン13アハウの時」とは、長期暦の最終日を指します。
●「13バクトゥン13アハウの時」=2012年世界滅亡説 をめぐる騒動
長期暦の終わり(13バクトゥン13アハウの時)を2012年12月21日としたのは、マヤ族ではなく、3名の西洋人考古学研究者たちが開発した「GMT対照法」(GMT Correlation。GMTは、グッドマン・マルティネス・トンプソンの略)によるものです。
そしてこのことを著書『マヤンファクター』で公表したのが、ホゼ・アグエイアス氏(Jose Arguelles故人、「13の月の暦」考案者)です。
この本が欧米でベストセラーになり、「マヤ暦が2012年12月に終わる=世界が終わる」と、間違った認識と噂が著者の意図とも異なった形で世界中に広まってしまいました。
2008年よりマヤ族を代表してドンが世界各地を歴訪し「マヤ族の正しい見解」(2012年世界滅亡説はマヤの預言ではないということ)を伝える活動を開始しています。
以下の文章に、この件に関するドンの釈明が出ています。
長期暦が終わるということが、多くの誤解につながりました。この最後の日が「2012年12月21日」であり、暦が終わることを「世界終末説」とつなげて「2012年12月21日に世界が滅びる」とする噂が後を絶たなくなったのです。これに対し長老は、ここ数年間、変わらないメッセージを世界に発信し続けています。
「13バクトゥンと13アハウの時を私たちはイヤー・ゼロもしくはゼロ・ポイントと呼びますが、これがいつ来るかなど、マヤ族には預言などできませんし、これまでもその日付を特定させてマヤ族が公表したことなどありません。
マヤ族に伝わる数々の預言の中にも、世界の終りを暗示するものなどはありません。
なぜ長期暦の終わりに関して日付が特定できないかというと、第一に、マヤを侵略したスペイン人によってマヤの貴重な資料はすべて失われました。ですから、マヤ暦が一体いつからスタートしたものなのか、もはや私たちにもわかりません。
加えて世界で一般的に使われているグレゴリオ暦もこれまでの歴史の中で何度も改訂されており、正しい年月日を記してはいないのです。
こうした理由により、マヤ暦の日付とグレゴリオ暦とを正しく重ねることなどは、さまざまな要因から不可能だからです。
●ホゼ・アグエイアス氏と「13の月の暦」に関して
「13の月の暦」とは、マヤの暦法にヒントを得て、ホゼ・アグエイアス氏が創作した暦法です。1990年代初頭より、日本をはじめ世界で「13の月の暦」を広めようと、アグエイアス氏が啓蒙活動を行ないました。
この普及活動の際に、「13の月の暦」=「マヤ暦そのもの」という、間違った認識が多くの人たちの間に広まったようです。この点に関してドンをはじめとするキチェ・マヤ族の人々は、「『13の月の暦』はマヤが認めた暦ではない」との正式表明をしています。
◎長期暦が終わることを知らせる合図:数日間の暗闇
では「13バクトゥン13アハウの時」(長期暦の終わり)の合図とはどのようなものなのか? マヤ族に伝わる伝承に、以下のものがあります。ドンの語りです。
ただひとつ言えることは、その時「13バクトゥン13アハウの時」は近づいていると私たちは感じているということです。いつそのときが来てもおかしくないし、5年後、10年後であってもおかしくない、ということです。
そして世界が終わるわけではなく、新たな時代のスタートであり、同時に、長期暦が新たなサイクルをスタートさせる時期だということです。
終りを知らせるのは、「太陽が昇らなくなる数日間の暗闇」です。
この暗闇が3日なのか、5日なのか、それは誰にもわかりません。地球を含めた太陽系はこの時、銀河中心のポケットの中に入り込みます。そして暗闇の後、新たな地球と共に、新時代が幕開けします。
この生まれ変わり作業を、地球は約5200年に1回のサイクルで行なっていると、マヤには言い伝えられているのです。
暗闇が来ることを恐れることはありません。これは自然のサイクルです。
ただし、この暗闇の到来を、皆さんにも信じて欲しいとは思っていません。これはあくまでマヤ族に伝わる伝承であり、私たちが信じていることです。
前述のように、マヤには「ワイエブ月」という概念があります。従って、長期暦の終わりにも「ワイエブ=数日の暗黒」が訪れるわけです。
●キリスト教預言の「暗黒の三日間」との対比
ちなみにキリスト教には、「暗黒の三日」というマリア預言があり、マヤの「暗闇の数日間」は、これと対比されることもあります。キリスト教の「暗黒の三日」は、人間が堕落した際、天が怒りによって天変地異をはじめとする現象を起こし、人類をふるいにかけるという警告的な天罰現象です。暗黒の訪れを「宇宙サイクルの中の自然現象」とするマヤとは、この点が違います。共通しているのは、この暗闇後に「新時代が幕開けする」という点です。
◎新たな時代「イヤーゼロ」とはどんな時代なのか?
長期暦が終わり、新たな時代を迎えると、「誰もが愛し合う時代になる。国境等はもはやなく、パスポートを持たずに世界中に人々は交流するでしょう。精神と物質のバランスが統合された時代で、人と人、人と自然、人とあらゆる生命が共存共栄する世界が広がる時代が続くでしょう」とドン長老は語っています。
◎ドンがよく使うマヤ族に伝承される言葉・預言
●ドンが講演会などで使う言葉は、以下の書物から取られることが多いようです。
1)『ポップ・ヴフ(Pop-Wuj)』:
キチェ族に伝わるマヤ神話と言葉。別名、「チチカステナンゴ文書」という。チチカステナンゴとは、メキシコの言語であるナワトル語で「チチカステ(イグサの)ナンゴ(土地)」という意味。
2)『チラム・バラムの書』:
『チラム・バラムの書』は、マヤ族歴代の最高神官であり預言者だった「バラム」の言葉を書き留めたものとされています。『チラム』は神の代弁者という意味でマヤの最高神官を表し、『バラム』は名前。ただし、この名前は継承制だったようで、予言は複数によるものと推定されています。また、発見されたのは1冊ではなく、ユカタン半島の複数の村に保存されていた文書を、一括して『チラム・バラムの書』と呼んでいます。
●『13バクトゥン13アハウの時は、先祖の叡智へと回帰する時である。』
言葉の意味:
新しい時代がやって来ると、もはや「物質偏重文明」は終わりを告げ、太古の昔の人々のように、自然との調和や、精神や心を重視した文明が、再び花開くということ。
●『神秘の鳥ケツァールをもつ中心部の者たちは、北のイーグルを南のコンドルと結びつける。我らは出会う。なぜなら、我らは手の平にある指のように一つの存在であるからだ。』
言葉の意味:
「神秘の鳥ケツァールをもつ中心部の者たち」とはマヤ文明・中米民族、「北のイーグル」とはメキシコ・北米・アステカ文明民族、「南のコンドル」とはインカ文明・南米民族をそれぞれ象徴しています。
これら3つの鳥たちは、ある時には戦いや支配の歴史を持つ過去もありましたが、やがては「ひとつ」になることを意味しています。
特に「北のイーグル」には、現代文明(合理主義文明)の象徴であるアメリカ合衆国も含まれており、「科学・物質・合理主義」と先住民族たちが重視する「信仰・精神・自然主義」の調和の時代が来るという点が重要な部分です。
※1 ケツァールは、中米の高地に棲息する鳥。グァテマラの国鳥になっており、グァテマラ国旗にも描かれている。手塚治虫の「火の鳥」のモデルになった鳥と云われている。
※2 イーグルは、アステカ民族の象徴。メキシコの国鳥で、メキシコ国旗にも描かれている。北アメリカを表している。
※3 コンドルは、インカ民族の象徴で、ボリビア国旗に描かれている。
●『立ち上がれ、すべての人よ、立ち上がるのだ。一つ、二つのグループも取り残されるな。』
言葉の意味:
この預言はすべての人に関わっています。富者も貧者も、黒人も白人も、男も女も、先住民も非先住民も、私たちはみな平等なのです。私たちはみな尊厳をもっているのです。私たちはみな尊敬に値するのです。私たちはみな幸福に値するのです。私たちはみな、この国を成長させ、異なった文化の中で尊敬しあって生きていくことができる国を造るために、有益な存在であり、必要とされている存在なのです。
その他の言葉
「わが大きなメロディを奏でさせよ、わが小さなメロディを奏でさせよ。わが踊り手たちを解放せよ、わが囚人たちを自由にせよ。これらはわが谷であり、これらはわが山である」
「朝を到来せしめよ。人々が平和になり幸福になるために、黎明を到来せしめよ。我らはともに我らの山々を見るであろう。我らはともに我らの町々を見るであろう。我らはともに我らの海川を見るであろう。」(ポップ・ヴフの言葉)
◎マヤ暦最新ニュース
今年5月、マヤ文明の考古学調査によって、新たな発見があったことが世界的なニュースとなりました。それがグアテマラ・シュルトゥン遺跡での壁画の発見です。
この件に関して、ドン長老がどんなコメントを発信してくれるのか、とても楽しみです。
●マヤ最古のカレンダーを発見、王の壁画も 2012年滅亡説は誤りか
2012.05.11 Fri posted at: 12:55 JST
(CNN) 中米グアテマラの熱帯雨林にある古代マヤ文明のシュルトゥン遺跡から、これまで発見されたものの中では最古とみられる9世紀初期のマヤ暦のカレンダーと壁画が見つかった。発掘調査を行った米ボストン大学などの研究者が記者会見で発表した。
マヤの暦の解釈をめぐっては、今年12月に暦が終わり、それが世界の滅亡を意味するとの説も出回っている。しかし今回見つかったカレンダーには、滅亡へのカウントダウンに当たるような内容は見当たらなかったという。
滅亡説の根拠となっているのは、マヤの長期歴が今年12月21日で終わるという解釈。しかし研究チームによれば、マヤの研究者の間ではこの解釈が誤りであることは以前から知られており、この日を境に新たな歴が始まる節目の日にすぎないという。壁画の文字の解読にかかわったテキサス大学の考古学者デービッド・スチュアート氏は「マヤの暦はこれから先、何十億年にも何兆年にもわたって続く」と強調した。
壁画はシュルトゥン遺跡を調べていたボストン大学の研究者が2010年に発見した。一帯は30年ほど前に荒らされた跡があったが、さらに発掘を進めたところ、極めて良好な状態で保存されたマヤの王の肖像画が見つかったという。
壁画は9世紀初期の家屋のような構造物の天井と3面の壁に描かれていた。家屋はマヤの書記官の仕事場だったとみられ、アーチ型の天井が付いていた。カレンダーとみられる壁画は、点と線を使って月の動きが6カ月の周期で記録されていたという。
研究者によると、シュルトゥン遺跡のほとんどが未発掘のままで、今回の発見はごく一部にすぎないという。調査団は今後も発掘調査を続ける予定。今回の調査結果は11日の科学誌サイエンスに発表される。
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***編集後記******
セレモニー本番を目前にして、実行委員それぞれは多忙の日々を過ごしています。
少しでも、多くの方に、この貴重な機会を体験して頂きたい。
少しでも、お越しいただく方に気持ちよく時間を過ごして頂きたい。
それに向け、奮闘しております。
セレモニー当日は参加する全ての方で、善き未来のひとときとして会場を包み込みたい。
あと一息です
担当:そらのさん太
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命を未来へと繋ぐいのりのセレモニー運営に是非協賛お願いいたします。
詳しくは下記の公式サイトから
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富士いのりのセレモニー公式サイト
http://inorinowa.org/ceremony/
富士いのりのセレモニー便り発行:いのりのセレモニー実行委員会
編集:高橋 潔
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4.ドン・アレハンドロ氏&マヤ特集 (町田 光)
知っておきたいマヤ関連用語・エピソード
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本日は、お待たせのドン・アレハンドロさんの話題をお届けいたします。
町田光さんの本文によると、ドン・アレハンドロさんは、彼のニックネームが‘ワカテル・ウチュウ’と云う発音が日本語の分かってる・宇宙!と云う事を知り、かなり喜ばれた様ですね♪
セレモニー会場で、参加者から‘ワカッテル・ウチュウ’!そんな暖かな声援が飛ぶのでしょうか?
さて、お待ちかねの本文ですが、かなりのボリュームですが、これをご一読頂ければ、セレモニーでのお三方のお話しが理解し易くなると思います。ご参加の方は是非ご一読下さい。
以上、そらのさん太。
<知っておきたいマヤ関連用語・エピソード>
・・・以下文責:町田 光・・・・・・
◎ドン・アレハンドロ プロフィール
本名:
ドン・アレハンドロ・シリロ・ペレス・オシュラ(Don Alejandro Cirilo Perez Oxlaj)
マヤンネーム:
ワカテル・ウチュウ(Wondering Wolf /さすらう狼)
※2008年の来日時に多くの日本人から、日本語の「わかってる・宇宙」と発音が近いことを指摘され、本人もそのことを喜んでいました。
1928年生まれ。グアテマラのマヤ民族長老評議会(マヤの伝統的文化を正しく継承する275人の男性長老と175人の女性長老から構成される)の代表であり、マヤ暦のデイ・キーパー(Day Keeper: マヤ暦とその預言の保持者)であり、キチェ・マヤ族(グアテマラ中南部のマヤ民族)の13代目の高位神官。また、2000年以上前から先祖代々によって保持されているマヤ秘宝の「杖」の継承者。
◎ドンの関係する政治関連事項
ドンを筆頭に、グアテマラのマヤ族の人たちは、以下に挙げる二人の大統領の誕生を「新時代の夜明け」と考えています。つまり、マヤ暦の「長期暦」が終わりに近づき、新しい時代が始まりつつあることの「予兆」と考えたのです。その意味で重要な項目です。ドンは二人の大統領を当選させるため、伝統の「杖」を使って選挙応援をしています。
●2005年、隣国ボリビアで史上初の先住民大統領が当選
フアン・エボ・モラレス・アイマ(Juan Evo Morales Aima, 1959年10月26日 - )は、ボリビアの政治家であり、社会主義運動党 (Movimiento al Socialismo : MAS) を率いる。2005年12月18日の選挙で大統領に当選した(任期は2006年1月22日より)。ボリビア史上初めての先住民出身の大統領。2012年6月現在も現職。
じつは選挙前にドン長老は「杖」をアイマ大統領に託していたのです。というのも、南北アメリカ大陸の先住民たちは定期的に会合を開き、さまざまな問題点を話し合っています。その際の会場となるホスト国の先住民の代表に、長老は「杖」を託すことで再会を約束していたのです。そしてアイマ大統領は「杖」を伴うことで選挙を勝ち抜き、見事先住民としてのハンディを克服し当選を果たしました。
ところが当選後も、その「杖」を長老に返そうとはしませんでした。その「杖」のパワーに魅了されてしまったのです。
しかし多くの先住民たちの働きかけによって、2007年6月21日、ついに「杖」がドン長老へと返還されました。長老がこの時期にどうしても「杖」を取り戻したかったのには理由がありました。それはボリビア大統領選挙が近づいていたからです。
●2008年、グアテマラ大統領選挙でドンの弟子が当選
2008年1月14日、グアテマラ新大統領に選出されたのは、アルバロ・コロン・カバジェロス氏でした。先住民出身ではありませんが、マヤ族の文化や伝統に理解がとても深い人物で、ドン長老は氏の当選を待望し、「杖」で陰から応援した一人でした。そして大統領就任式の日に、長老はスピーチを述べる栄誉を授与されました。そのスピーチの席上、長老は多くのメッセージを発信しましたが、ここではほんの一部をご紹介しておきましょう。
「世界中の人間の振る舞いが変化しなければなりません。惑星地球の生命を守ることは、すべての者の責任です。そして、それが先住民からの要請がすべての人々に届けられる理由なのです。それは、健全な未来を新しい世代に継承することによって、人間の生命を救うためであり、この惑星を救うためなのです。この理由のために、私たちはすべての人々に、先住民にも非先住民にも、お互いに理解しあい、お互いに尊敬しあうように要請いたします」(2008年1月14日、グアテマラ新大統領就任式におけるスピーチより抜粋)。
※現在のグアテマラ大統領は、2012年5月末の選挙の結果、元将軍で右派の愛国党のオットー・ペレス・モリーナ氏(60)が当選。
◎ドンがよく使うマヤ関連用語
●マヤ暦とは?
マヤ暦は複雑な暦法ですが、基本的には太陽を中心とした「太陽暦」です。代表的なマヤ暦に以下の三つの暦があります。
1)ツォルキン 13日×20サイクル=260日周期の暦
このツォルキンは、生活暦ともいわれ、農耕において種を蒔くタイミングを知らせたり、宗教関係行事の日程を決めたりするマヤ民族にとって最も重要な暦。すべての毎日にはそれぞれ、例えば「ジャガーの8」のように、日本の六曜のように名前が持たされており、それに従った行動をします。
2)ハアブ:太陽暦 20日×18ヶ月+5日の「ワイエブ月」で構成される暦
1年(1トゥン)を360日(20日の18ヶ月)とし、その年の最後に5日の「ワイエブ月」を追加することで365日とします。
「ワイエブ月」とは、マヤ&アステカ文明において考えられた「暗黒の5日間」です。年変わりのこの5日間は、新たな年を迎える準備を行いますが、基本的には「不吉な5日」と考え、祈りを捧げたりすることに当てられていました。
この「ワイエブ月」は、長期暦の最後にも現れます。長老が、長期暦の終りを示すサインが「数日間の暗闇」と語るのは、この考え方によるものです。
3)長期暦:約5125年周期の暦
長期暦は太陽系の宇宙における長い旅路を示す暦であり、日々の生活暦ではありません。従って長期暦とは、一般市民が使う暦というよりも、マヤの宇宙観・宇宙科学を示した「宇宙哲学体系図」と考える方が適切でしょう。
●「マヤ暦」はどこから来たのか?
以下はドンによるマヤ暦の由来です。
「太古の昔、我々の祖先でもあるプレアデス星から4人の使者がやって来ました。その4人は長い間、マヤ族と暮らし子孫を残していきました。彼らは賢者であり預言者でした。マヤ暦は、その彼らが残したものであり、神からのギフトであり、人類全体への神聖な経典であると私たちは考えています」。
●「マヤ長期暦」(英: Long Count Calendar,西: La Cuenta Larga)
マヤ暦にはいくつも暦があるが、「長期暦」は約5125年周期のカレンダーです。この長期暦の終の日をめぐって「世界の終末論争」に発展しました。
長期暦の目的は、考古学者たちがさまざまな解釈をしていますが、ドンの発言では「長期暦は太陽の暦であり、約5200年という周期で地球は新しい太陽を迎えるということを示す暦である、と私たちには言い伝えられています」ということになります。
その他に研究者の解釈として有名になったものとして、スウェーデン人研究者カール・コルマン博士の「長期暦とは、エジプト文明以降から現代に至るまでの、文明勃興の歴史が予言された地球文明の青写真である」というものがあります。
●「13バクトゥン13アハウの時」
「13バクトゥン13アハウの時」とは、長期暦の最終日を指します。
●「13バクトゥン13アハウの時」=2012年世界滅亡説 をめぐる騒動
長期暦の終わり(13バクトゥン13アハウの時)を2012年12月21日としたのは、マヤ族ではなく、3名の西洋人考古学研究者たちが開発した「GMT対照法」(GMT Correlation。GMTは、グッドマン・マルティネス・トンプソンの略)によるものです。
そしてこのことを著書『マヤンファクター』で公表したのが、ホゼ・アグエイアス氏(Jose Arguelles故人、「13の月の暦」考案者)です。
この本が欧米でベストセラーになり、「マヤ暦が2012年12月に終わる=世界が終わる」と、間違った認識と噂が著者の意図とも異なった形で世界中に広まってしまいました。
2008年よりマヤ族を代表してドンが世界各地を歴訪し「マヤ族の正しい見解」(2012年世界滅亡説はマヤの預言ではないということ)を伝える活動を開始しています。
以下の文章に、この件に関するドンの釈明が出ています。
長期暦が終わるということが、多くの誤解につながりました。この最後の日が「2012年12月21日」であり、暦が終わることを「世界終末説」とつなげて「2012年12月21日に世界が滅びる」とする噂が後を絶たなくなったのです。これに対し長老は、ここ数年間、変わらないメッセージを世界に発信し続けています。
「13バクトゥンと13アハウの時を私たちはイヤー・ゼロもしくはゼロ・ポイントと呼びますが、これがいつ来るかなど、マヤ族には預言などできませんし、これまでもその日付を特定させてマヤ族が公表したことなどありません。
マヤ族に伝わる数々の預言の中にも、世界の終りを暗示するものなどはありません。
なぜ長期暦の終わりに関して日付が特定できないかというと、第一に、マヤを侵略したスペイン人によってマヤの貴重な資料はすべて失われました。ですから、マヤ暦が一体いつからスタートしたものなのか、もはや私たちにもわかりません。
加えて世界で一般的に使われているグレゴリオ暦もこれまでの歴史の中で何度も改訂されており、正しい年月日を記してはいないのです。
こうした理由により、マヤ暦の日付とグレゴリオ暦とを正しく重ねることなどは、さまざまな要因から不可能だからです。
●ホゼ・アグエイアス氏と「13の月の暦」に関して
「13の月の暦」とは、マヤの暦法にヒントを得て、ホゼ・アグエイアス氏が創作した暦法です。1990年代初頭より、日本をはじめ世界で「13の月の暦」を広めようと、アグエイアス氏が啓蒙活動を行ないました。
この普及活動の際に、「13の月の暦」=「マヤ暦そのもの」という、間違った認識が多くの人たちの間に広まったようです。この点に関してドンをはじめとするキチェ・マヤ族の人々は、「『13の月の暦』はマヤが認めた暦ではない」との正式表明をしています。
◎長期暦が終わることを知らせる合図:数日間の暗闇
では「13バクトゥン13アハウの時」(長期暦の終わり)の合図とはどのようなものなのか? マヤ族に伝わる伝承に、以下のものがあります。ドンの語りです。
ただひとつ言えることは、その時「13バクトゥン13アハウの時」は近づいていると私たちは感じているということです。いつそのときが来てもおかしくないし、5年後、10年後であってもおかしくない、ということです。
そして世界が終わるわけではなく、新たな時代のスタートであり、同時に、長期暦が新たなサイクルをスタートさせる時期だということです。
終りを知らせるのは、「太陽が昇らなくなる数日間の暗闇」です。
この暗闇が3日なのか、5日なのか、それは誰にもわかりません。地球を含めた太陽系はこの時、銀河中心のポケットの中に入り込みます。そして暗闇の後、新たな地球と共に、新時代が幕開けします。
この生まれ変わり作業を、地球は約5200年に1回のサイクルで行なっていると、マヤには言い伝えられているのです。
暗闇が来ることを恐れることはありません。これは自然のサイクルです。
ただし、この暗闇の到来を、皆さんにも信じて欲しいとは思っていません。これはあくまでマヤ族に伝わる伝承であり、私たちが信じていることです。
前述のように、マヤには「ワイエブ月」という概念があります。従って、長期暦の終わりにも「ワイエブ=数日の暗黒」が訪れるわけです。
●キリスト教預言の「暗黒の三日間」との対比
ちなみにキリスト教には、「暗黒の三日」というマリア預言があり、マヤの「暗闇の数日間」は、これと対比されることもあります。キリスト教の「暗黒の三日」は、人間が堕落した際、天が怒りによって天変地異をはじめとする現象を起こし、人類をふるいにかけるという警告的な天罰現象です。暗黒の訪れを「宇宙サイクルの中の自然現象」とするマヤとは、この点が違います。共通しているのは、この暗闇後に「新時代が幕開けする」という点です。
◎新たな時代「イヤーゼロ」とはどんな時代なのか?
長期暦が終わり、新たな時代を迎えると、「誰もが愛し合う時代になる。国境等はもはやなく、パスポートを持たずに世界中に人々は交流するでしょう。精神と物質のバランスが統合された時代で、人と人、人と自然、人とあらゆる生命が共存共栄する世界が広がる時代が続くでしょう」とドン長老は語っています。
◎ドンがよく使うマヤ族に伝承される言葉・預言
●ドンが講演会などで使う言葉は、以下の書物から取られることが多いようです。
1)『ポップ・ヴフ(Pop-Wuj)』:
キチェ族に伝わるマヤ神話と言葉。別名、「チチカステナンゴ文書」という。チチカステナンゴとは、メキシコの言語であるナワトル語で「チチカステ(イグサの)ナンゴ(土地)」という意味。
2)『チラム・バラムの書』:
『チラム・バラムの書』は、マヤ族歴代の最高神官であり預言者だった「バラム」の言葉を書き留めたものとされています。『チラム』は神の代弁者という意味でマヤの最高神官を表し、『バラム』は名前。ただし、この名前は継承制だったようで、予言は複数によるものと推定されています。また、発見されたのは1冊ではなく、ユカタン半島の複数の村に保存されていた文書を、一括して『チラム・バラムの書』と呼んでいます。
●『13バクトゥン13アハウの時は、先祖の叡智へと回帰する時である。』
言葉の意味:
新しい時代がやって来ると、もはや「物質偏重文明」は終わりを告げ、太古の昔の人々のように、自然との調和や、精神や心を重視した文明が、再び花開くということ。
●『神秘の鳥ケツァールをもつ中心部の者たちは、北のイーグルを南のコンドルと結びつける。我らは出会う。なぜなら、我らは手の平にある指のように一つの存在であるからだ。』
言葉の意味:
「神秘の鳥ケツァールをもつ中心部の者たち」とはマヤ文明・中米民族、「北のイーグル」とはメキシコ・北米・アステカ文明民族、「南のコンドル」とはインカ文明・南米民族をそれぞれ象徴しています。
これら3つの鳥たちは、ある時には戦いや支配の歴史を持つ過去もありましたが、やがては「ひとつ」になることを意味しています。
特に「北のイーグル」には、現代文明(合理主義文明)の象徴であるアメリカ合衆国も含まれており、「科学・物質・合理主義」と先住民族たちが重視する「信仰・精神・自然主義」の調和の時代が来るという点が重要な部分です。
※1 ケツァールは、中米の高地に棲息する鳥。グァテマラの国鳥になっており、グァテマラ国旗にも描かれている。手塚治虫の「火の鳥」のモデルになった鳥と云われている。
※2 イーグルは、アステカ民族の象徴。メキシコの国鳥で、メキシコ国旗にも描かれている。北アメリカを表している。
※3 コンドルは、インカ民族の象徴で、ボリビア国旗に描かれている。
●『立ち上がれ、すべての人よ、立ち上がるのだ。一つ、二つのグループも取り残されるな。』
言葉の意味:
この預言はすべての人に関わっています。富者も貧者も、黒人も白人も、男も女も、先住民も非先住民も、私たちはみな平等なのです。私たちはみな尊厳をもっているのです。私たちはみな尊敬に値するのです。私たちはみな幸福に値するのです。私たちはみな、この国を成長させ、異なった文化の中で尊敬しあって生きていくことができる国を造るために、有益な存在であり、必要とされている存在なのです。
その他の言葉
「わが大きなメロディを奏でさせよ、わが小さなメロディを奏でさせよ。わが踊り手たちを解放せよ、わが囚人たちを自由にせよ。これらはわが谷であり、これらはわが山である」
「朝を到来せしめよ。人々が平和になり幸福になるために、黎明を到来せしめよ。我らはともに我らの山々を見るであろう。我らはともに我らの町々を見るであろう。我らはともに我らの海川を見るであろう。」(ポップ・ヴフの言葉)
◎マヤ暦最新ニュース
今年5月、マヤ文明の考古学調査によって、新たな発見があったことが世界的なニュースとなりました。それがグアテマラ・シュルトゥン遺跡での壁画の発見です。
この件に関して、ドン長老がどんなコメントを発信してくれるのか、とても楽しみです。
●マヤ最古のカレンダーを発見、王の壁画も 2012年滅亡説は誤りか
2012.05.11 Fri posted at: 12:55 JST
(CNN) 中米グアテマラの熱帯雨林にある古代マヤ文明のシュルトゥン遺跡から、これまで発見されたものの中では最古とみられる9世紀初期のマヤ暦のカレンダーと壁画が見つかった。発掘調査を行った米ボストン大学などの研究者が記者会見で発表した。
マヤの暦の解釈をめぐっては、今年12月に暦が終わり、それが世界の滅亡を意味するとの説も出回っている。しかし今回見つかったカレンダーには、滅亡へのカウントダウンに当たるような内容は見当たらなかったという。
滅亡説の根拠となっているのは、マヤの長期歴が今年12月21日で終わるという解釈。しかし研究チームによれば、マヤの研究者の間ではこの解釈が誤りであることは以前から知られており、この日を境に新たな歴が始まる節目の日にすぎないという。壁画の文字の解読にかかわったテキサス大学の考古学者デービッド・スチュアート氏は「マヤの暦はこれから先、何十億年にも何兆年にもわたって続く」と強調した。
壁画はシュルトゥン遺跡を調べていたボストン大学の研究者が2010年に発見した。一帯は30年ほど前に荒らされた跡があったが、さらに発掘を進めたところ、極めて良好な状態で保存されたマヤの王の肖像画が見つかったという。
壁画は9世紀初期の家屋のような構造物の天井と3面の壁に描かれていた。家屋はマヤの書記官の仕事場だったとみられ、アーチ型の天井が付いていた。カレンダーとみられる壁画は、点と線を使って月の動きが6カ月の周期で記録されていたという。
研究者によると、シュルトゥン遺跡のほとんどが未発掘のままで、今回の発見はごく一部にすぎないという。調査団は今後も発掘調査を続ける予定。今回の調査結果は11日の科学誌サイエンスに発表される。
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***編集後記******
セレモニー本番を目前にして、実行委員それぞれは多忙の日々を過ごしています。
少しでも、多くの方に、この貴重な機会を体験して頂きたい。
少しでも、お越しいただく方に気持ちよく時間を過ごして頂きたい。
それに向け、奮闘しております。
セレモニー当日は参加する全ての方で、善き未来のひとときとして会場を包み込みたい。
あと一息です
担当:そらのさん太
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富士いのりのセレモニー便り発行:いのりのセレモニー実行委員会
編集:高橋 潔
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