4月のアメリカ・アリゾナでの御神事とカナダ、グリーンランドの御神事の時に、亡くなりました母が私にメッセージを伝えてきました。

それは、私が2004年の旧正の時にお宮裏の聖地の洞窟へ籠もり、私自身の胎児の時の体験をした際に、母が伝えてきたメッセージでした。

この内容は、私達の祈りの基本となる内容ですのでお伝えさせていただきます。

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私の母は、何十年と神の道を歩み、予言や奇跡、神開きを行い、1936、7年頃に皇室に呼ばれ御神事を行った人でした。
母は私を身ごもることも啓示によって伝えられましたし、私が生死に関わる手術をして命が危うくなることも、そしてその後に、私自身の真の神の道が始まることも母は知っていたと言いました。

私が手術後に神と話したやり取りは誰にも伝えていなかったにも関わらず、母は神事のことを学ぼうする私に「人に聞くのではなく、自分で経験して学んでゆきなさい。神が言ったように自分で経験して苦難を乗り越えて行きなさい。忍びに忍ぶ 待つ 和 団 は永久なり」と言い、それは、私が生死を彷徨った時に現れた神から私に伝えたそのままの言葉を言うこともありました。

母は神事に関してはとても厳しい反面、神事を終えた後に当時入院中の私が病院に居ないことを知ると冷静さを失ったように手当たり次第に探し回っていました。
当時の私は、神がかりしていることもあり入院中にも関わらず昼間は母と御神事に行き、夜は会社の建て直しの為に金策に走り、深夜はあまりの辛さに死に場所を探すという生活をしていました。
母はこの状況を知っていたのかもしれませんが、それにしても30才を越えた息子に対してのあまりの行動に私は「子供でないのだからやめて欲しい」と伝えましたが、母はただ「あなたには解らない」と言うだけでした。

これだけ神事で長けている母がなぜ、姿が見当たらないだけで、慌てるのか当時の私には解りませんでしたが、今思えば、そのような母ですから、自分の息子が何を思い、何をしようとしていたのかを解っていたのでしょう。

母が亡くなった後、2004年の旧正月に私は、洞窟へ籠もり胎児の記憶を経験をしたのですが、本当に沢山のビジョン、啓示を受け、そして、この時、母から母の想いと真の祈りについて伝えられました。

母は、第二次世界大戦の時に広島におり、被爆をしました。
沖縄へ戻っても、母は被爆のことをあまり語らなかったといいます。
それは、当時の沖縄では、原爆に対する知識の少なさから被爆者への偏見が考えられたからです。
一緒にいる子供や赤ん坊が、その後に自分から産まれる子が偏見や差別を受けないようにとのことからだったといいました。

母は、常に自分自身を責めていました。
子供が病気になることが、自分の被爆のせいだと感じていたからでした。
確かに、私は、被爆者2世になり、私を含め兄姉も、心臓が丈夫ではありませんし、私自身は内臓を取る大きな手術をしています。
しかし、それが被爆のためであるのかは、医者もわからないと言います。

母は、常に
被爆後に妊娠した時、生まれる子供は大丈夫だろうか。
被爆した自分の母乳は、この子に毒とはならないだろうか。
育ちゆく子供に、大病せずに大きくなれるだろうか。
成長した子供に、無事に結婚できるのだろうか。
結婚した子供に、無事に孫ができるだろうか。
孫を妊娠した自分の子供に、嫁に、無事に孫が生まれるだろうかと心配していたと言いました。

常に御神事の毎日であり、予言や啓示も出し、神と共にいる母であっても、自分が被爆したことで、子、孫そしてひ孫まで、何らかの影響が出るのではないかと常に心配し、その心配は母が死ぬまで続いたと言いました。

私は、母に「なぜ、そここまで自分を責めるのか」と聞きました。
母は「母親として、産んだ子供を心配する、愛する気持ちは、あなたが想像するよりも深いのです。そして、あなたは知りなさい。母親が子供を想う心と、地球がすべての生命を深く想う思いとは同じです。自らの身体に命を宿し、産みだすという母体は、地球が生命を育むことと同じなのです。」

「戦争や自然破壊が行われて行くということは、いずれ多くの命が地球から無くなるということを知りなさい。そして、あなたは、そのことを深く理解した上で祈りをしてゆきなさい。
この世の中には、宗教、政治、戦争、環境破壊で苦しんでいる人が大勢います。その人達が、なぜ苦しんでいるのかということを知りなさい。
苦しみを理解するには、彼らの精神世界、文化、歴史、環境、生活などのすべての英知を含めて、まず、そこから先に知り、理解するのです。
そして、理解した上で、彼らの苦しみの根本を知りなさい。

そして、それを多くの人と分かち合いなさい。分かち合うことで、皆が考え、知恵が集まり、それは、希望になり光になります。
そして、状況を知った人達は、苦しんでいる人達も一緒に安心した、心安らぐ生活が出来るように、共に考え行動を起こすことです。
その行動が愛になります。

苦しんでいる人達が、安心して、心安らぐ生活ができ、すべての人が安心して、心安らぐ生活が出来るようになると、宗教、国、人種の壁を越えて地球が一つになることができます。
その時こそが、地球という星が、天国、光の世界に変わります。
あなたは、今伝えたことを深く心に刻んで、行動して行きなさい」
「そして、あなたは、短気早いから、物事を知った時に 怒りの感情で御神事をやりかねません、その時に、天と地の温もりと安らぎを感じなさい。
そうしたら心が落ち着きます。
それは、人間の両親に見守られる感覚そのものです。

子供が母親に抱かれ、その姿を父親が優しく見守る。その時感じる温もりと安らぎは、大地の母に抱かれ、天の父から見守られていることと同じでなのです。」

「行動を起こす時には、特に男性は、見たものを目と耳と肌で感じなさい。そして、心で考えなさい。
そして人々に、見たこと、聞いたこと、感じたことを伝えなさい。
女性は、見たもの、聞いたこと、感じたことをまず心で感じ、そして、見たこと、聞いたこと、感じたことを考え、伝えなさい」

母からのこの言葉は、私達の祈りの原点になります。

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私は、1996年の正月に御宮で年明けの祈りをしている時にビルが崩壊するビジョンを見ました。その後1999年に再度啓示を受け、それが戦争に向かう前段階であることを知らされました。

 そして2000年、神から「2001年9月に起こる出来事が防げなかったら、翌年から戦争が続く時代となる。2003、2005、2008、2010年に大きく流れを変える時を迎えるが、その時に流れを変えることが出来なければ2012年以降、第3次世界大戦へと向かう。そこには日本という国が大きく係わってくる」という一連の流れを伝えられました。
 
それには、大きく分けて地球の破滅に向かう要因が3つあり、そのうちの2つが重なり、1つに拍車をかけると言われました。

ひとつは 宗教的なあらそい、2つめは大国や先進国の国益や権力をかけての政治経済、国益優先の争い、3つめは 自然環境の変化と 地球という星そのものの生命やそこに生きている生命の存続をあやぶむ程の自然破壊からくる 人類の生存をかけた争いであると啓示により教えられました。

また、神から強く言われたのは「人類は宗教権威と権力、目先の経済、国益の繁栄、国を制する一部の者の欲などからくる、じかに武器を持った戦争や、金や物、権力を使っての権力争いに、目を奪われて本質的な<地球>というものを見失うと地球そのものが自然環境を壊されてゆき、気づいたときには生き残る為の争いになっている。しかし、その時の争いは自らの種、民族や宗教、理念を残す戦いになる為、そこまで発展してしまえば、すべての生命を絶滅させることとなる」ということをいわれました。

というのも、「(2000年に私が伝えられた内容では)2045年地球環境が壊滅的な状態に陥る。
これは、北極と南極の氷が溶け、それにより、海流が止り、徐々に海の生物が絶滅してゆく。
この海流が止った時点で、すでに人類には手を打つ術がなく、そこから、手を打とうとしても手遅れである。
地球の数億年の時間を人間の行為によって変えてしまった為であり、それを元に戻そうとしても不可能だからだ。
海流が止ると、その後、事態はいっきに加速化してゆく。
氷が溶けることで大気の気流も止るため、地球が砂漠化し地上の生物も絶滅せざるを得なくなる。

そこまでいくと、人間は助け合うのではなく、生き残る為の戦いをし始め、地球は破滅にしかならない。限りある資源(水)が残ったとしても、それを奪いあう為の争いで最後の望みも自ら絶ってしまう」とも言われました。

自然は、宇宙すべての仕組みにて命、生命の循環(輪廻転生も含め)を司るということを教わりました。

そして、自然は、もし、地球そのもが本当に危ない、生命のしくみが本当に崩壊すると受け止めた最終段階の時には、いかなる神やいかなる祖先が働こうとも、人間のみをこの世から抹消するということも教わりました。

陰陽大神はこの戦争へ向かうビジョンを見せると私に「どうしたいか。この現状をどう思うか。」と問いかけてきました。私は回避することを選び、願いました。そして何ができるのか問うと、神は「祈る者として、何ができるのか自らで考えなさい。」と伝えてきました。 
小さい頃から母達の御神事を見てきた私は、多くの神々が御神事の場に立ち会い、どうしたら良いのかということを人間を使って伝え、御神事をさせているということを理解していました。
 私はそれを思い出し、御宮にて多くの神々にどうしたら良いのかと問いかけると、自然の神や神界の神、先祖、霊などが世界大戦を引き起こす要因となる出来事のビジョンを見せ、聞かせ、まさにその場にいるような感覚をもって伝えてきました。(それは自然災害、人災、政治経済の破綻、感染病の流行などでした)
私は、これを踏まえて、ご神事の順番、場所、祈る意味を決めて行動をおこし、ご神事を行うこととしました。これは現在も同様であり、常に、色々なビジョン、啓示を伝えられ、整理しご神事を行っております。
 
 私たちが行っておりますご神事は、神開き神結び神和合です。それは自然界、神界、幽界それぞれを開き調和し結び和合するということになります。開き調和し結ぶと言っても、自然界は自然界と、神界は神界と、幽界は幽界と、と行っていきます。そしてその後、自然界、神界、幽界をそれぞれ調和し結び、さらに人の世と結ぶことで和合となります。

 自然界には、自然や宇宙などの循環の仕組みや、すべての命の循環が狂うことがないように祈り、御神事を行います。
 神界には、本来のお働きが出来るように願い、祈り、御神事を致します。それぞれの神々がお働き下さっておりますが、更なる善き未来へ人々を導く為にも、神々同士が手を結び人々を善き道へとお導き下さいますよう祈ります。これには古の神々の間の争いや、それによって残った因果因縁を改めて頂き、神々が手を取り合い、更なるお働きを行って頂くように御神事致します。
 幽界には、子孫やその土地を護り、善き道へと導くという本来の守護としての役割を、古から繰り返されてきた争い、災害などでのこの世に残った過去の因果因縁、心残りに囚われ忘れている方に、清め改め頂き、二度と自らと同じ過ちは繰り返さぬよう、子孫やその土地の方々を善き未来へ導き下さる守護となるように願いご神事致します。

 自然界や神界、幽界がバラバラの仕組みであるように思えますが、それぞれが循環の中でかみ合いながらこの世の中に影響を与えています。
 その仕組みを人間界に調和し結ぶことによって、この世の和合という形に繋がるように御神事を行っております。

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私達にとっての御神事、儀式というのは、神への誓い、契約、土台作りになります。
善き未来、平和を願うと共に、災害の小難無難の為に、私達は、このような行動、行いを致しますという誓いと、善き未来への足場、方向性をつけるものになります。
参加者が多いほど、平和を願う心を持った方が多くいるということを神に伝えることができます。

私達は多くの御神事を行い、そして参加もしてきました。
その最中には、雨がやみ虹が出たり、神の象徴である鳥が舞ったりというような、祈りに対しての神からの合図と受け取れる出来事が起こります。

しかし、それは、祈った・願ったことが「叶った」という合図ではありません。
神からの「あなた方の、願い、祈りを聞いているよ」という合図です。
神は、行動し歩みを進める者へ、出会いを通して後押しや支えを行うのであって、神が、何かを起こしてくれるわけでは無いのです。

祈りの集まりで、神からの合図が起こると、それで願いが叶ったと大変盛り上がります。しかし、その後が大切になってくるのです。
神からの合図があるように、その場には神が立会いをして、参加者の祈り願いを聞いています。
それぞれが、願い祈り、そして、神の立会いにより善い未来へ足場、方向性が、集まった御神事で位置づけられます。
それはあくまでも方向性であって、確実なものではありません。確実に善き未来を創ってゆくには、集まりが終わり自分達の生活に戻り、その願いを実現する為に動くことが大切になってきます。
そして、その行動を起こすことで神はサポートとして働きかけて下さいます。

祈り、願ったことを実現させる為に行動を起こす。
平和を創るのは人間です。神はそれを支えて下さるのです。
自分のできる範囲から、行動を起こして行くことで、必ず、未来は変化してきます。

戦争のビジョンを見せられた時、神はこうも伝えてきました。「戦争を起こすも、起こさぬも人間である。」私が一人もしくは数人でご神事を行ったとしても、全てが変わるものではありません。神から伝えられたように、一人一人が善き未来への行動を起こすことで、未来が善き方向へと創られてゆきます。

私達は、神々に多くの方々の平和を願う心があることを伝え、神々の後押しをお願いし御神事を続けております。
そして、皆様には、日々真心から平安、平穏、平和を願って頂くことで、何かを感じ、人として出来ることを一つ一つ実行して善き未来を創って頂けることを願い、その心が広がりますようにと祈りの呼びかけをしております。

善き心、真心の願いは、必ず世の中に反映してゆきます。
そのためにも、皆様の真心のお力添えをお願い致します。

※※ こころのかけはし いのりの和 ※※

私共のメルマガやブログにて、日々の祈りの呼びかけや、御神事中には、皆様の真心を時間を合わせて共に祈りいただけまうようにとお願いしております。
また、日々祈りました際に妻に伝えられます言葉をメルマガにて配信しております。

善き心、真心の祈りは、必ず世の中へ反映してゆきます。
こころのかけはし 祈りの和が広がりますように、是非とも、皆様のメルマガご参加をお願いいたします。
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