〔3月15日・満月の祈りのお願い〕
明日3月15日は満月です。
東京時間で午前8時35分に、祈りをあわせて頂けませんか。
これまで、新月と満月に祈りを合わせて頂ける方に呼びかけてきました。
今回は明日の満月の祈りへの御願いをするとともに、新月・満月の祈りについてご説明したいと思います。
新月・満月の日は大事な日です。やはり人間は月との関わりによって左右されています。
私たち人間は体内の70パーセントが水といわれ、潮の満ち引きをもたらす月の引力に左右されています。体だけでなく感情も左右されています。満月のときには感情のバランスが崩れやすく、事件・事故が多く起こるといわれますが、実は事件・事故だけでなく、良いこともたくさん起こっています。
また、月の動きによって起こる引き潮・満ち潮によって一日に4回(満潮時2回、干潮時2回)づつ大切な時間があります。新しい命を生み出すのは満ち潮によって新しい命が生み出され引き潮によって命を閉じるというのが自然の流れだと思います。
<新月の祈り>
新月は、自分を見つめ、マイナスの想念を悔い改め、心の中にある要らないもの、悪いものを洗い流し、清めるときです。
自分の要らないものを洗い流したときに、大きな視野でものを見られるようになります。自分のことだけでなく、周りのことも見られるようになります。
その上で、自分が何をなすべきか、そのためにはどう進むべきかが分かるようになり、それが叶うように祈ります。満月に向かって一歩づつ歩み出しができるというわけです。
<満月の祈り>
満月のときには、自分のなりたい未来や、やりたい仕事についての願いが満たされることを強い意思を持って祈るときです。
または、新月から進めてきたことが達成されるときです。それは個人的なことでもありますが、それぞれの人間が個人的な願いを実現していくことが世の中を動かしていく大きな力となります。
こうして満月に願いをかけたひとつのことが達成されると、また自分を見つめ直します。また自らの内に捨てるべき不要なものを探します。そしてまた新月から、新しいテーマのために同じような循環が始まります。
以上は、個々人にとっての新月・満月の祈りについての私なりの捉え方です。
新月・満月の月のエネルギーはいいことも悪いことも引き出す力があり、意識していいことを考え、その実現を願うということは必ず大きい力になります。新月の引き潮のときに自分の心の中を悔い改めて、祈る。そして満潮のときには自分がこうなりたい、こう進みたいという意識を持って祈る。
満月の満ち潮のときに自分の本当にやりたいこと、それをきちんと生かすんだという強い意思を持って祈る。新月の引き潮で清め、満月の満ち潮のときに決断する祈りをすることが大きな力になります。
以上のことを踏まえて、新月と満月の祈りを続けて頂きたいと思います。
★満月の時刻、引き潮、満ち潮の時間は地域によって違うため、15日は皆で東京の満月時に祈りを合わせたいと思います。
<船での神事>
さて、13日から沖縄で私が計画していました神事は、15日の満月に向けて行うものでした。
これまでは海辺で、沖縄の岬から海に向かって、災いを抑えてください、事故を回避してくださいということをお祈りしていましたが、今回は船に乗り、実際に海上に出て、リーフ(さんご礁)まで行き、そこで祈ります。さんご礁は自然の防波堤です。そこで世の中を乱す災いや外から来る悪い波、例えば戦争の波、麻薬や武器などが、リーフの外から中へ入ってこないように祈ります。
リーフの内側は豊かな場所であります。貝や海草や魚がいっぱいいます。自然の恵み・豊かさを私たちに与えてくれます。久高から伊計島までは、リーフがずっと続いています。そして、途中ところどころリーフが途切れているところがあります。自然に出来た途切れ目です。そこから船が出入りできるようになっています。そここそ、外から内へ豊かさをもたらす入り口となっています。そこで、国の豊かさがもたららされるように祈るのです。その豊かさとは、お金や物資だけではなくて、本当の心の豊かさをも意味します。これは、沖縄のニライカナイ信仰によるものです。二ライカナイ信仰とは海の彼方にある「二ライカナイ」から、豊かさをもたらす「みるく神」がやってきて私たちに豊かさをもたらすとされているものです。
これまではなかなか海上での神事ができませんでした。チャーター料金が高いためです。借りるのに一回6万、7万かかるため月に何回も借りると30万くらいかかってしまいます。今回は、神事専用の船・みろく丸をきちんと準備できたため、海上での神事の計画を立てることが出来たわけです。
今回は13日、14日、15日と船で海に出る予定でしたが、波が高いためとハンドルが故障し、その修理を行うためとで、出航は15日になります。ハンドルの修理代に13万5千円かかることにより、4月の本土巡礼資金を使うことになってしまいました。思わぬ出費です。4月の本土巡礼資金をどう用立てるか? この事態にも私にとって大きな意味があると思います。高い波が出ることにも意味があります。海の中をかきまぜて、洗い清めることになります。海中に外から空気を入れて酸素を循環させ、サンゴを生かすためにもなる。生き物を生かすための自然の大事な働きです。船が出ず海上での神事が出来なくとも、決して悪いことではないのです。
船が出なくとも、浜から祈りを行うことが出来ます。
また、大潮のときに伊計島へ行けば、干潮時にはリーフまで歩いて行けますから、リーフの割れ目でお祈りも出来ます。様子を見ながらできることをやろうと思っています。
13日、計画では、べた凪であれば、伊計島の一番先へ船でいこうと思っていました。そこには海の中に灯台があります。ここにあるリーフは竜神の働きがありそこで祈りを行う予定でした。
神事を行う上で大事なポイントがあります。与勝半島を間にはさんで、中城湾と金武湾があります。ここが大事な場所です。中城湾は遠浅で、昔は素晴らしいところでした。泡瀬辺りは今は埋め立てして周辺に住宅がいっぱいありますが、かつては湿地帯で、干潟があり豊かな場所でした。そこには浄化の働きがあり、また干潟で貝や蟹などが採れ潮が満ちれば魚も採れ、食により命を育む海の豊かさがありました。
さて、遠浅の中城湾に比べると、金武湾は、深いのです。伊計島から宜野座辺りまでの間はリーフがあまりないので大型船が入ってきます。外からの大きな豊かさが入ってくる場所です。それを象徴するかのように、大きなホテルが建つなど開発が進み、発電所などが集中しています。伊計島の先にあるみんぐいというリーフにある灯台は、金武湾の入り口を守る竜神の働きがあります。この辺りは漁場であり、昔はぐるくん(たかさご)などの魚を獲る為追い込み漁などをしていましたが、いまは船が発達していますので外洋へ出て、より稼ぎになるマグロなどを獲っています。このようなところは竜神様が豊かさを与える場所であります。
さて、神事では船でそこへ行き、偽りのない真の豊かさが外から入ってくるようにお祈りをします。悪いものは入ってこないように竜神の目を持ってきちっと見定めて頂けるように祈ります。
15日は波の加減にもよりますが、伊計島へいけないようでしたら、中城湾の側、津堅島の方へ行きます。津堅島と久高島の間にもやはりリーフが続いていて、その外側が外洋になります。
リーフのおかげで、外洋が波が荒れていても内側は船が出せるくらいまで波が収まっていることがあります。収まっていれば、津堅島から先にある海の中に建つ灯台へ行きます(伊計島の灯台とは別のもの)。ここは中城湾の中を守る竜神の働きがあります。
ここでお祈りをしようと考えています。
沖縄は日本の雛型です。沖縄の海で行う神事は、日本全体に関わるものです。神事による祈りに、皆様の真心を合わせていただくことにより、それが日本人の意識に大きな気づきを促し、皆が行動を起こすことによってやがて世界へ大いなる和が広がっていくと信じています。
皆様の真心より祈りを合わせてください。
今回の満月の祈りの最後に、ぜひお願いしたいことがあります。調和のとれた平和な世の中を実現できるよう、生活に密着した身近なこと、小さなことで構いませんから、自分に実現できることをひとつ決めて、実行するようにしてください。
<祈りを合わせて頂きたい時間>
3月15日 満月。
東京時間で午前8時35分。
それでは皆様よろしくお願い致します。
大国みろく大社
比嘉 良丸
最終更新日 2006年03月14日 12時52分30秒
明日3月15日は満月です。
東京時間で午前8時35分に、祈りをあわせて頂けませんか。
これまで、新月と満月に祈りを合わせて頂ける方に呼びかけてきました。
今回は明日の満月の祈りへの御願いをするとともに、新月・満月の祈りについてご説明したいと思います。
新月・満月の日は大事な日です。やはり人間は月との関わりによって左右されています。
私たち人間は体内の70パーセントが水といわれ、潮の満ち引きをもたらす月の引力に左右されています。体だけでなく感情も左右されています。満月のときには感情のバランスが崩れやすく、事件・事故が多く起こるといわれますが、実は事件・事故だけでなく、良いこともたくさん起こっています。
また、月の動きによって起こる引き潮・満ち潮によって一日に4回(満潮時2回、干潮時2回)づつ大切な時間があります。新しい命を生み出すのは満ち潮によって新しい命が生み出され引き潮によって命を閉じるというのが自然の流れだと思います。
<新月の祈り>
新月は、自分を見つめ、マイナスの想念を悔い改め、心の中にある要らないもの、悪いものを洗い流し、清めるときです。
自分の要らないものを洗い流したときに、大きな視野でものを見られるようになります。自分のことだけでなく、周りのことも見られるようになります。
その上で、自分が何をなすべきか、そのためにはどう進むべきかが分かるようになり、それが叶うように祈ります。満月に向かって一歩づつ歩み出しができるというわけです。
<満月の祈り>
満月のときには、自分のなりたい未来や、やりたい仕事についての願いが満たされることを強い意思を持って祈るときです。
または、新月から進めてきたことが達成されるときです。それは個人的なことでもありますが、それぞれの人間が個人的な願いを実現していくことが世の中を動かしていく大きな力となります。
こうして満月に願いをかけたひとつのことが達成されると、また自分を見つめ直します。また自らの内に捨てるべき不要なものを探します。そしてまた新月から、新しいテーマのために同じような循環が始まります。
以上は、個々人にとっての新月・満月の祈りについての私なりの捉え方です。
新月・満月の月のエネルギーはいいことも悪いことも引き出す力があり、意識していいことを考え、その実現を願うということは必ず大きい力になります。新月の引き潮のときに自分の心の中を悔い改めて、祈る。そして満潮のときには自分がこうなりたい、こう進みたいという意識を持って祈る。
満月の満ち潮のときに自分の本当にやりたいこと、それをきちんと生かすんだという強い意思を持って祈る。新月の引き潮で清め、満月の満ち潮のときに決断する祈りをすることが大きな力になります。
以上のことを踏まえて、新月と満月の祈りを続けて頂きたいと思います。
★満月の時刻、引き潮、満ち潮の時間は地域によって違うため、15日は皆で東京の満月時に祈りを合わせたいと思います。
<船での神事>
さて、13日から沖縄で私が計画していました神事は、15日の満月に向けて行うものでした。
これまでは海辺で、沖縄の岬から海に向かって、災いを抑えてください、事故を回避してくださいということをお祈りしていましたが、今回は船に乗り、実際に海上に出て、リーフ(さんご礁)まで行き、そこで祈ります。さんご礁は自然の防波堤です。そこで世の中を乱す災いや外から来る悪い波、例えば戦争の波、麻薬や武器などが、リーフの外から中へ入ってこないように祈ります。
リーフの内側は豊かな場所であります。貝や海草や魚がいっぱいいます。自然の恵み・豊かさを私たちに与えてくれます。久高から伊計島までは、リーフがずっと続いています。そして、途中ところどころリーフが途切れているところがあります。自然に出来た途切れ目です。そこから船が出入りできるようになっています。そここそ、外から内へ豊かさをもたらす入り口となっています。そこで、国の豊かさがもたららされるように祈るのです。その豊かさとは、お金や物資だけではなくて、本当の心の豊かさをも意味します。これは、沖縄のニライカナイ信仰によるものです。二ライカナイ信仰とは海の彼方にある「二ライカナイ」から、豊かさをもたらす「みるく神」がやってきて私たちに豊かさをもたらすとされているものです。
これまではなかなか海上での神事ができませんでした。チャーター料金が高いためです。借りるのに一回6万、7万かかるため月に何回も借りると30万くらいかかってしまいます。今回は、神事専用の船・みろく丸をきちんと準備できたため、海上での神事の計画を立てることが出来たわけです。
今回は13日、14日、15日と船で海に出る予定でしたが、波が高いためとハンドルが故障し、その修理を行うためとで、出航は15日になります。ハンドルの修理代に13万5千円かかることにより、4月の本土巡礼資金を使うことになってしまいました。思わぬ出費です。4月の本土巡礼資金をどう用立てるか? この事態にも私にとって大きな意味があると思います。高い波が出ることにも意味があります。海の中をかきまぜて、洗い清めることになります。海中に外から空気を入れて酸素を循環させ、サンゴを生かすためにもなる。生き物を生かすための自然の大事な働きです。船が出ず海上での神事が出来なくとも、決して悪いことではないのです。
船が出なくとも、浜から祈りを行うことが出来ます。
また、大潮のときに伊計島へ行けば、干潮時にはリーフまで歩いて行けますから、リーフの割れ目でお祈りも出来ます。様子を見ながらできることをやろうと思っています。
13日、計画では、べた凪であれば、伊計島の一番先へ船でいこうと思っていました。そこには海の中に灯台があります。ここにあるリーフは竜神の働きがありそこで祈りを行う予定でした。
神事を行う上で大事なポイントがあります。与勝半島を間にはさんで、中城湾と金武湾があります。ここが大事な場所です。中城湾は遠浅で、昔は素晴らしいところでした。泡瀬辺りは今は埋め立てして周辺に住宅がいっぱいありますが、かつては湿地帯で、干潟があり豊かな場所でした。そこには浄化の働きがあり、また干潟で貝や蟹などが採れ潮が満ちれば魚も採れ、食により命を育む海の豊かさがありました。
さて、遠浅の中城湾に比べると、金武湾は、深いのです。伊計島から宜野座辺りまでの間はリーフがあまりないので大型船が入ってきます。外からの大きな豊かさが入ってくる場所です。それを象徴するかのように、大きなホテルが建つなど開発が進み、発電所などが集中しています。伊計島の先にあるみんぐいというリーフにある灯台は、金武湾の入り口を守る竜神の働きがあります。この辺りは漁場であり、昔はぐるくん(たかさご)などの魚を獲る為追い込み漁などをしていましたが、いまは船が発達していますので外洋へ出て、より稼ぎになるマグロなどを獲っています。このようなところは竜神様が豊かさを与える場所であります。
さて、神事では船でそこへ行き、偽りのない真の豊かさが外から入ってくるようにお祈りをします。悪いものは入ってこないように竜神の目を持ってきちっと見定めて頂けるように祈ります。
15日は波の加減にもよりますが、伊計島へいけないようでしたら、中城湾の側、津堅島の方へ行きます。津堅島と久高島の間にもやはりリーフが続いていて、その外側が外洋になります。
リーフのおかげで、外洋が波が荒れていても内側は船が出せるくらいまで波が収まっていることがあります。収まっていれば、津堅島から先にある海の中に建つ灯台へ行きます(伊計島の灯台とは別のもの)。ここは中城湾の中を守る竜神の働きがあります。
ここでお祈りをしようと考えています。
沖縄は日本の雛型です。沖縄の海で行う神事は、日本全体に関わるものです。神事による祈りに、皆様の真心を合わせていただくことにより、それが日本人の意識に大きな気づきを促し、皆が行動を起こすことによってやがて世界へ大いなる和が広がっていくと信じています。
皆様の真心より祈りを合わせてください。
今回の満月の祈りの最後に、ぜひお願いしたいことがあります。調和のとれた平和な世の中を実現できるよう、生活に密着した身近なこと、小さなことで構いませんから、自分に実現できることをひとつ決めて、実行するようにしてください。
<祈りを合わせて頂きたい時間>
3月15日 満月。
東京時間で午前8時35分。
それでは皆様よろしくお願い致します。
大国みろく大社
比嘉 良丸
最終更新日 2006年03月14日 12時52分30秒