新暦1月16日(旧暦11月30日 つちのえ 申 仏滅)

*戊(つちのえ)とは
土(五行)大きな山・硬い土を意味。成長した後に変化・退化して行く状態。(十干の意味)
*仏滅(ぶつめつ)とは
仏も滅する凶日の意。何事も遠慮する日。六曜の中で最も凶の日。


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いつも真心のお力添えありがとうございます。
大国ミロク大社の比嘉りかです。

本日夫は午前中に沖縄から乗り継ぎで北海道入ります。
18日の祈り合わせにはどうか皆様の真心のお力添えを宜しくお願い致します。

また、私どもの御神事に対し、ご支援くださいます方様、本当にありがとうございます。真心のお支え心から感謝申し上げます。
平穏、平安、安定の世となるよう精一杯努めてまいります。
本当にありがとうございます。

それでは、本日は、昨日に続きまして2017年12月30日に執り行いました祈り合わせの動画の書き起こしに加筆しました内容を掲載いたします。

本日も皆様の真心のお支えを何卒宜しくお願い申し上げます。

比嘉りか

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2017年12月30日 祈り合わせの放送より:2
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** つづき 2 **

月や火星のように全ての水が地球上から大気圏へ逃げ出すことなく、蒸発することないように、地上がファイヤーボール、溶岩、溶岩の熱に覆われようとも、最終的には大気圏に散った水も火山灰と共に地上へ降り注ぎ、再び地上に命の源である水が戻ります。またその地球上の表面の氷に覆われるアイスボールという状況になったとしても、いずれこの氷が溶け、地球上に大地と水が生まれ、そこに緑が繁栄し新たな命が芽生えてまいります。地球環境の変化はこれまでの10億年という年月の間に幾度となく繰り返してきた現実、事実があります。
地球はこの長い時をかけた循環の中で、生と死の仕組み、命の再生、地球の再生というものを繰り返して参りましたが、今、人間の欲、エゴといった悪い想念から生まれるエネルギーが、地球環境を破壊するだけではなく、地球の内部にも大きな影響を与えてしまっており、その事が地球、自然環境へ悪影響を及ぼしているということが理解出来ておらず今に至っています。その為、本来の働きである生と死の循環の仕組み、新たな生命の循環の仕組みではなく、地球そのものの死を意味する大きな地殻変動になり得る状況を作ってきています。
地球には太陽を中心に、多くの惑星が巡っています。そして太陽系から遥か遠くに銀河系や数億、数千億、京といった数えきれないほどの星々があります。その星々から出るエネルギーは太陽系まで届き、地球の内部にも大きな影響を与えております。地球は、その外からくるエネルギーを取り込んだり、また他の星同様内部のエネルギーを放出する循環や地球内部にある核、外核、マントルといった動きによって生じる地球の内部の熱の温度の調整を行っており、溜まると地球の外、地上へ出すことによって熱のバランス調整を地球も行います。火山の大爆発やプレートの動きによる大きな地震、津波、活断層のずれによる地震、そして海水の温度の変化による台風・モンスーン・ハリケーンといった自然現象、様々な自然現象が地球上には沢山あります。それは地球上の当たり前の動きです。
この動きは、母体であるこの星そのものの命の鼓動であり、地球の命の再生の源でもあります。そしてこれらの動きは地上に生きる、生きとし生ける全ての生命にも大きな影響を与えます。災いという状況だけではなく、地球の自然の大きな動き地殻変動により、地上にいる生命もそういったエネルギーの力を恵みとして戴いていることも事実です。全てが災いとなるものではなく、それは時として必要なエネルギーでもあります。

宇宙の仕組み、地球の仕組み、営みの中で確かに環境変化はあります。地球は、歳差運動という運動をしています。地球の縦軸、北極、南極を軸に、独楽の回転が弱くなり大きく軸がぶれてゆくような動きをしています。何百万年という年月をかけて23.4度傾きながら地球の軸が、大きく円を描くように1周します。長い年月の間に大きな環境変化が起きるのは仕方ないことですが、地上にいる生命体は、この年月をかけて自分の生きる場所、環境に沿った知恵を得て、適応し変化してゆきます。生命によっては肉体そのものを変化し、進化させて適応するものもおり、陸から海に、海から陸に棲み処を変えることで自分達の子孫をこの世に残すことを行います。しかし、これは長い年月をかけるからこそ出来ることです。今は、人間の私利私欲からの環境破壊が、本来の自然の動き、変化に拍車をかけ、地球の自然環境の変化についてこれず、生命達は、適応する準備が整わない状況となり、毎年、多くの種が絶滅しています。
今地球は、大地殻変動の周期に入っているのは確かです。これは、人間の認識では計り知れない長い時をかけて、徐々に徐々に、地球の新たな再生に進む流れです。それが一気に、地球上の全ての生命の命を奪う、ましてや地球そのもの、母体そのものを破壊し死滅に追いやる状況に立とうとしておりますが、本来であるならそこまで至ることはなかった訳です。

人間の行い、言動、そして念、想念といったものが、宇宙からくるエネルギーのバランス調整する為にある地上の緑、自然といった環境を変えてしまっていることにより、破壊的なエネルギーが地球内部へ直接入ってしまう状況を生み出しています。地球内部に入ったそのエネルギーは、地球、母体だけでは処理できなくなり、最終的には火山活動や地殻変動、プレートの動きによって大きな収縮運動、上下運動を生み出し、多くの地震、火山活動を活発化させます。しかし、それでも対処できなくなれば、地球そのものの内部にある大きなエネルギーが一気に外へ噴き出し大爆発を起こしてしまうと伝えられています。このようなことになり兼ねない状況まで来ているのは、人間が行った言動、人間の欲による行いが、地球、母体そのものに大きな悪影響を及ぼしているからで、この状態が続くと地球内部にある熱を表に出すだけでは、到底調整が出来ない状況まで陥ってしまいます。一日一日、毎月毎月、一年一年と時を重ねる毎に、その状況は悪化しております。
このままでは地球そのもの、母体そのものが再生出来ない程の壊滅的な地殻変動に繋がりかねません。その流れを確実に回避し、改善し、未来に今の時の流れを、世の中の流れを変化、改善させ、地球の存続、それは未来に全ての生きとし生ける命との共存を繋げ、成り立たせなければいけません。人間だけでは決して地球で生きることは出来ません。地球そのものを守ることが出来ません。地球上に多くの生きとし生ける生命があってこそ、命があってこそなしえる事が出来るのです。
このような状況に陥れているのも私達人間自身です。そして、そのことに気付いているにも関わらず、対処しようとせず、そのまま自らの事、利益、国益を追求し続けています。このままでは地球そのものも全ての生命も、未来へ繋ぐことが出来ないと知りつつも改善しようとしない。人間の動きが一気に環境変化に拍車をかけ、地球上に棲むすべての生命体を危機に追いやっている。地球環境も再生出来ない程、環境破壊が進み、地球は、月や火星のように水のない死の星となり兼ねない状況まできております。
今、私達に必要なことは、何が必要なのか。どういう行いが必要なのか。現実的にどういう言動をもって、どういう行動を起こすべきなのかを真剣に考え、出来るところから行動に移していかなければ、未来は無いに等しいです。戦争している場合ではない。国同士がいがみ合っている場合ではない。国同士が国土の奪い合いしている場合でもない。ましてや宗教争いをしている場合ではない、とんでもないことです。全ての人々、人類が力を合わせ、未来にどうあるべきか。どう協力し、進むべきかをしっかり分かち合い、全ての人々、全ての国々が協力し、先へ進む時代、時期に来ております。
けれども今、人間の欲が頂点に達し、地球そのものが死滅しかねない状況に陥っていると知りつつも、自分の国益、利益を追求する国や人々。そして、今こそ立ち上がり、全ての人々が協力しないといけない時期に、神の名を以て争い、戦、戦争を行っている状況があります。そのような事をしている場合ではございません。今こそ、我々人間がどういう言動、行動を起こすべきか、真剣に考える時です。

** 3へ続く **